平成とは何だったのか、令和はどうあるべきか~平成史の振り返りを通じた次世代日本への道~
文藝評論家
        日本平和学研究所理事長
        小川 榮太郎 氏

皆さま、こんにちは。ただいまご紹介いただきました小川榮太郎です。本日は「平成とは何だったのか、令和はどうあるべきか 平成史の振り返りを通じた次世代日本への道」という演題でお話をさせていただきます。   今、日本民族は「存続か滅亡か」の瀬戸際におります。これは大袈裟に言っているのではありません。私は安倍政治、特に外交・安全保障政策を高く評価し、なかでも世界首脳の中における安倍総理のステータスに敬意を表していますが、政治・社会全体を見た場合、今のような「浮ついた調子或いは幼稚な建前論」が続くと、令和年間で日本は確実に終わってしまうと思っています。残された時間は多くありません。「これまでの

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文在寅政権下の韓国で何が起きているか~反日差別主義に基づく反米従北革命の危険性~
麗澤大学客員教授
西岡 力 氏

ご紹介いただきました西岡です。 私が初めて韓国に留学したのは昭和52年、ちょうど横田めぐみさんが拉致された年です。朝鮮半島ではそれからいろいろなことがありましたので、普通のことでは驚かないのですが、ここのところ、アメリカの大統領が板門店で北朝鮮の独裁者と握手するとか、同盟国であるはずの日韓関係がここまで悪くなるとか、従来では予測できないようなことが続けて起こっています。 本日は韓国の内政を中心にして「韓国の反米従北革命」についてお話ししたいと思います。日本が3つの半導体素材について韓国に対する優遇措置を止めたということで、日韓関係は戦後最悪と言われるまでに悪化しているわけですが、まず今回の措置

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今、なぜ憲法改正が必要か
麗澤大学教授
八木 秀次 氏

はじめに ~法改正の重要性~     ご紹介いただきました八木です。 私は大学院の博士課程で憲法を専攻し、修士課程までは法哲学や法思想を学んでいた者です。これは、日本の憲法学者が歩む一つの典型的なパターンです。基礎的な法律の考え方を習得してから憲法の具体的な領域に進むということですが、右でも左でもそのような経歴を経た人は結構います。 私は日頃、大学で憲法を教えつつ法改正の仕事にも携わっています。たまたま今日の新聞に載っていますのでご紹介しますと、「成人年齢18歳閣議決定」、「相続に関する民法改正案で配偶者優遇」などの記事があります。「森友関連の公文書改ざんの問題」を大きく取

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民間防衛と緊急事態への対応
拓殖大学大学院 特任教授
濱口 和久 氏

皆さんこんにちは。今日は「民間防衛と緊急事態への対応」というテーマでお話をさせていただきます。昨日のことでしょうか、北方領土に関して日本維新の会の丸山穂高議員が「戦争でこの島を取り返すのは賛成ですか、反対ですか」という発言をしてマスコミから非難され、国会でも処分が検討され始めました。確かに国会議員が「戦争によって奪われた領土を戦争で取り返す」云々といったことを話題にするのは、私もどうかと思います。しかし、世界の歴史を見れば、武力によって奪われた領土を奪い返すためには、武力に訴えた事実の方が間違いなく多いと思います。例えば、1982年に起きたフォークランド紛争のように、結局最後はイギリスがアルゼ

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米中覇権争いと日本
元東部方面総監
渡部 悦和 氏

皆さんこんにちは。ご紹介にあずかりました渡部です。 私は「日米中の安全保障」をテーマとして研究していますが、世界では2018年にトランプ政権が米中貿易戦争を始めて、今や「米中覇権争い」或いは「米中新冷戦」という言葉が踊っています。本日は「米中覇権争いと日本」いう演題で、「日米中の安全保障」の観点からいろいろお話をさせていただきたいと思います。 私は自衛隊在職中、1991年から93年までドイツに留学させていただき、1989年の冷戦終結後間もないヨーロッパで、身をもって国際情勢をはじめさまざまなことを勉強することができました。特に印象に残ったのが、理想を謳う社会主義、共産主義の実態に触れたことでし

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日本からは見えない中国の実像
拓殖大学海外事情研究所教授
富坂 聰 氏

皆さんこんにちは。本日の演題は「日本から見えてこない中国の実像」ということで、おそらく皆さんがイメージしている中国とは違う内容になるのではないかと思っていますが、だからこそ、お話しする意味があると思っています。   一 改善に向かう日中関係 ~変化が見られる中国の事情~ 今、日中関係は改善に向かっています。これは皆さんご存知の通りだと思いますが、「これは一体どういうことなのか」というところから話を始めていきたいと思います。 2014年北京APECのときの日中首脳会談において、安倍晋三総理が話しかけても仏頂面でプイと横を向いていた習近平の顔を皆さん記憶していると思います。その時と比べ、

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東アジア情勢と日本の課題
東洋学園大学客員教授 元航空支援集団司令官
織田 邦男 氏

ただ今ご紹介をいただきました織田です。今日は「東アジア情勢と日本の課題」というテーマでお話しさせていただきます。東アジア情勢というと、中国と朝鮮半島が主要な話題になりますが、中国については今、90日間の「米中貿易戦争の中休み」ですので、主として朝鮮半島についてお話ししたいと思います。 日本の安全保障環境について見てみますと、日本の周りには2つの共産党独裁国家があります。ロシアはプーチンが終身大統領としてとどまり続けるかも知れず、もはや民主主義国家とはいえない国だと思っています。このようにわが国とは体制が異なり、また核で武装している3つの国に囲まれ、しかも領土係争を抱えている状況を見て、ヨーロッ

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中国・習近平体制の検証-内政・外交・日中関係-
防衛大学校長
國分 良成 氏

皆さんこんにちは。防衛大学校長の國分と申します。本日は講演会にお招きをいただき光栄に思っております。防衛大学校は週末の日曜日に開校記念祭があり、「棒倒し」で最後を締めくくりました。先ほど、会場の入口で防衛大学校写真集が紹介されていましたが、どうぞ「一家に一冊」お持ちいただいて(笑)、日本にもこのような若者がいるということを見ていただければと思います。 今日の話は「中国の習近平体制」をどのように理解するかということです。私は「外交は内政の延長である」と考えていますので、どうしても内政の話が多くなると思います。国際関係というのは、それはそれで大事なのですが、ある意味表面的ともいえ、基本のところには

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憲法改正を阻む日本人的発想
作 家
井沢 元彦 氏

井沢元彦と申します。本日は当講演会でお話しする機会をいただき有り難うございます。ここグランドヒル市ヶ谷は、昔は軍の施設でしたが今はホテルとなっており、結婚式のためのチャペルもあるということを聞いています。 結婚式といえば、キリスト教における「誓いの言葉」を、皆さん一度は聞かれたことがあると思います。はじめに、このことについて少しお話ししたいと思います。今、ここを教会の結婚式場だとします。十字架があり、目の前に神父と新郎新婦がいるという設定です。神父はまず新郎の男性に「あなたはここにいる女性をよきにつけ悪しきにつけ、富めるときも貧しきときも、健やかなときも病のときも変わらぬ愛を誓い、死が二人を別

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激動する朝鮮半島情勢を読む
拓殖大学大学院特任教授
武貞 秀士 氏

ご紹介にあずかりました武貞秀士です。本日、国防問題講演会にお招きをいただき、ありがとうございます。私は防衛研究所に36年間勤め、退官した後も同じような仕事を続け、現在は大学で教鞭を執っています。 今日の演題は「激動する朝鮮半島情勢を読む」です。朝鮮半島と隣接している日本がその激動の渦中で「今、何をなすべきか」について述べます。私がこれから話す内容は、どちらかというと国内では少数意見であり、テレビ・新聞などでこのような議論を展開しておられる方はいないだろうと思います。私は今、大手の左右両方の新聞から敬遠されており、人前で話をする機会は日本国防協会くらいになっています(笑)。といいながらも、一昨日

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