激動する朝鮮半島情勢を読む
拓殖大学大学院特任教授
武貞 秀士 氏

ご紹介にあずかりました武貞秀士です。本日、国防問題講演会にお招きをいただき、ありがとうございます。私は防衛研究所に36年間勤め、退官した後も同じような仕事を続け、現在は大学で教鞭を執っています。 今日の演題は「激動する朝鮮半島情勢を読む」です。朝鮮半島と隣接している日本がその激動の渦中で「今、何をなすべきか」について述べます。私がこれから話す内容は、どちらかというと国内では少数意見であり、テレビ・新聞などでこのような議論を展開しておられる方はいないだろうと思います。私は今、大手の左右両方の新聞から敬遠されており、人前で話をする機会は日本国防協会くらいになっています(笑)。といいながらも、一昨日

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我が国の防衛力を支える装備技術の現状と方向性
政策研究大学院大学客員研究員 元防衛装備庁長官
渡辺 秀明 氏

「皆さんこんにちは」、というよりも「お久しぶり」と言ったほうがいいかも知れません。私の方は昨年7月末に退官してから、各方面からお声をかけて頂き、いろいろな勉強会に参加しております。そこで、多くの方々と議論させて頂き、大変勉強になっております。 本日は、わが国の装備技術の現状と方向性、そして課題もたくさんありますので、これらについてお話をさせていただき、また、皆さまからもご意見等を頂戴できれば有り難いと思っています。私も逐次、新しい情報を収集しているつもりですが、装備技術の動向は激しく動いていますので、今日は、皆さまとお話をさせていただく貴重な機会だと思っています。   一 北朝鮮の技

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トランプ政権と中国、そして日本の防衛
産経新聞ワシントン駐在客員特派員
古森 義久 氏

今、アメリカではドナルド・トランプ大統領というアメリカの政治史の中でも特殊な例外的な人物がリーダーになっており、これに対して全世界が注目しているわけです。アメリカ大統領の言動には、誰であっても、好きな人でも嫌いな人でも注意を払わざるを得ないという現実があるわけですが、トランプ大統領に対して向けられる視線、注視される度合いというのは異様なほど高いものがあります。日本の中でも、アメリカ大統領、さらにアメリカ政治というものがこれほど身近というか、関心の対象となったことはあまりないと思います。テレビをつけると、ニュース番組ではない娯楽番組でも「トランプがどうのこうの」、「トランプはけしからん」とか言っ

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「ロシア外交と日ロ関係の行方」
NHK解説委員
石川 一洋 氏

NHKで解説委員をしております石川です。 本日は自衛隊OBの方も参加しておられるということですが、私も昔、1984年から1987年までの間、青森県の三沢で勤務をしておりまして、航空自衛隊の方には大変お世話になりました。自衛隊の三沢基地は日米共同使用の基地ということで、当時増強を続ける極東ソビエト軍に対抗するため、アメリカ空軍のF16の配備が行われており、それに関連していろいろ取材をさせていただきましたが、その時に感じたのは、軍事とか国防というのは、やはり現場で勉強するのが一番だということでした。   一 北方四島を訪れて感じたこと ~日本人が共感する北方四島の自然~ 私はロシアの取材

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[日本の国際化と平和について]
駐日サンマリノ共和国特命全権大使
マンリオ・カデロ 氏

  皆さんはじめまして。今日は誠にありがとうございます。 サンマリノ共和国は、ヨーロッパで設立された一番古い共和国です。今から1700年前、日本では卑弥呼の時代にあたりますが、建国されました。ヨーロッパにはいろいろな国がありますが、サンマリノはイタリアの中にある小さな国で、山の上に建国されているので外からはなかなか攻めにくく、宝物もそんなにありませんでしたので、そのような理由から何百年、何千年にもわたって周囲の国から侵略されることはなかったのでしょう。そして、昔から王様と貴族はいませんし、サンマリノの人たちは割とおとなしくのんびりしていたので、長い間、現在の共和国を守ってくることがで

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[現下の世界情勢と日本の歩むべき道]
第8代ユネスコ事務局長
松浦 晃一郎 氏

  一.はじめに 皆さんこんにちは。ご丁寧なご紹介をいただき恐縮に思っています。 今日は「現下の世界情勢と日本の歩むべき道」ということでお話をさせていただきます。これまでの国防問題講演会の一覧を拝見しますと、ちょうど4年前に、外務省の先輩の岡崎久彦氏が「現下の国際情勢と日本外交」という演題でお話しになっておられます。残念ながら、どういうお話をされたか詳しくは存じませんが、岡崎さんは私の尊敬する先輩の一人で、安倍総理にも近い方で、きっと立派なお話をされたと思います。 今回、私はあえて「日本の歩むべき道」という表題にさせていただきました。出だしの「現下の世界情勢」というところは、岡崎さん

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「朝鮮半島・東シナ海をめぐる情勢と日本の防衛」
衆議院議員 元防衛大臣
中谷 元

  まずもって日本国防協会の会長として、大勢の協会の皆さまにご支援をいただいておりますことにつきまして、心から感謝と御礼を申し上げます。 昨年は酉年ということで、酉は干支でいいますと10番目の年ですが、酉という漢字は物が成る、物事を収穫するという意味があります。今年は戌年ですが、戌は11番目ということで漢字の上でも、酉を得たあとその先に向けて整えるという意味があります。2年先といいますと2020年になるわけですが、オリンピックもあり、また天皇陛下の御退位に伴う新しい元号制定もあり、平成の時代が終わり次の時代へと向かいます。一つの区切りとして、2020年に向けてしっかり態勢を固める一年

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「アメリカ新政権下の日米同盟」
川上高司氏(拓殖大学海外事情研究所教授・所長)
平成29年3月

アメリカ新政権下の日米同盟 拓殖大学海外事情研究所教授・所長 川上 高司   ただ今ご紹介にあずかりました川上です。今日はトランプ政権が発足して1ヶ月位経ちましたので、トランプ政権はどこに向かっているのか、そして、それがどのように日本に影響をもたらすのかということを整理してお話をしていきたいと思います。実は先日、ニューヨークタイムスから「北朝鮮に対してアメリカはどう出るのか」、昨日はロイターから「中国の軍事費増強についてどう思うか」などという電話インタビューを受けました。今は、アメリカ国民もトランプ政権がどこに向かうのか分からない状況ですが、北朝鮮に関しては今ほどアメリカが先制攻撃の

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「東アジア情勢と日本の安全保障」
潮匡人氏(評論家)
平成29年6月

東アジア情勢と日本の安全保障 評論家     潮 匡人   皆さまこんにちは。ご紹介いただきました潮でございます。このような講演会にお招きいただき恐縮しております。本日は、朝鮮半島情勢に論点を絞ってお話をさせていただきたいと思います。そしてその中で、文春新書で発売中の「安全保障は感情で動く」、来月新潮新書から出版予定の「誰も知らない憲法9条」などの内容に触れながら、私の考えをできるだけ分かりやすく話していきたいと思っております。「安全保障は感情で動く」という本の第3章のタイトルは「第2次朝鮮戦争が始まる」となっています。これにつきましては多くの方が「そうではない」と考えておられるので

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平成29(2017)年度以前の講演会の開催一覧

平成29(2017)年度以前の講演会の開催一覧は以下の通りです。(敬称略)   平成29(2017)年度 平成30年 1月 「朝鮮半島・東シナ海の情勢と日本の防衛」 衆議院議員 元防衛大臣 中谷 元 「憲法9条の改正と自衛隊」  衆議院議員 元防衛大臣 中谷 元 平成29年12月 「日本の国際化と平和について」  駐日サンマリノ共和国大使 マンリオ・カデロ 平成29年11月 「封印された日本の近現代史」  ジャーナリスト 井上和彦 平成29年10月 「現下の世界情勢と日本の歩むべき道」  第8代ユネスコ事務局長 松浦晃一郎 平成29年 9月 「平成29年版防衛白書について」 防衛省大

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